夏のエアコンの電気代を抑えるために
夏に外出から家に帰って来たとき、暑いのですぐにエアコンの冷房スイッチを入れていませんか??
部屋の中は熱気でかなり上昇している状態なので、いきなり冷房を入れるとそこから涼しくなるまでかなりの電力を消費します。いきなり冷房を入れるのではなく、
①部屋の窓を開けて室内の熱気を逃がします
②エアコンを送風運転させます
③ある程度部屋の中に空気の流れができたら窓を閉めて冷房を入れます
こうすると空気の流れで冷房の風が部屋全体へ循環しやすくなり効果的です。
送風運転は風を送るだけですので、電気代は冷房運転の1割以下です。
送風運転を上手く使うことによってエアコンを効果的に、そして節電することができます。
また冷房運転中、冷えてきたからとエアコンを切るのではなく温度設定で調整した方が節電になります。
冷えてきたからと冷房を切り、また暑くなってきたからと冷房を入れたり、こまめに入り切りしていると、エアコンは起動時に室温を下げるときに多くの電力を消費します。
エアコンはつけっぱなしの方が省エネと言われるのはそのためです。
エアコンには内部クリーンというエアコン内部を乾燥させる機能もあります。
エアコン使用後は、エアコン内部には結露ができカビが発生するので、内部クリーン(または送風運転)で乾燥させてカビの発生を抑えるようにしましょう。(自動で運転される機種もあります)
そして、どうしてもエアコンにはカビも発生しますし、ホコリなどでも汚れてきてしまうので、汚れてきたなと思ったら迷わずエアコンクリーニングをお勧めします。
エアコンの性能が低下していきます。そうなると電気代も余計にかかってしまいます。
アルミフィンにホコリが詰まり空気の循環が悪くなったり、送風ファンにも汚れが蓄積されたりと、エアコンに負荷がかかり性能が低下して、冷房の効きが悪くなり、設定温度を下げたりしていったら、それで電気代もかかってしまいます。
節電しながら効果的にエアコンを使い、暑い夏を快適に過ごしましょう。